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引直計算の方法

貸金業者との取引において過払金が生じているか,また過払金の総額などは,引直計算によって確認することになります。
引直計算は,取引履歴をもとに,手作業で計算する方法と,利息計算ソフトを利用する方法がありますが,いずれにしても,貸金業者から取引履歴を開示してもらうことが大前提となります。
ほとんどの貸金業者は取引履歴の開示を求めれば,これに応じますので,まずは取引履歴の開示を請求しましょう。
取引履歴を取得した場合,それをもとに引直計算をすることになります。
その方法としては,手作業で計算する方法もありますが,計算が複雑であり手間がかかるため,利息計算ソフトを使用することをお勧めします。
取引履歴が複数の取引に分かれている場合,それが全くの別取引であれば別々に引直計算をすることになります。
しかし,形式的には一度完済しているが,実際は単なる借換えに過ぎないような場合や,完済から再取引までの期間が短い場合など,実質的には一つの連続した取引と見られる場合には,引直計算も一つの取引として行います。
実質的に一つの連続した取引といえるか否かは,次の①~⑦の要素から判断されています。
①第1の基本契約に基づく貸付及び弁済が反復継続して行われた期間の長さ
②最終の弁済から第2の基本契約に基づく最初の貸付けまでの期間
③第1の基本契約についての契約書の返還の有無
④借入れ等に際し使用されるカードが発行されている場合にはその失効手続の有無
⑤第1の基本契約に基づく最終の弁済から第2の基本契約が締結されるまでの間における貸主と借主との接触の状況
⑥第2の基本契約が締結されるに至る経緯
⑦第1と第2の各基本契約における利率等の契約条件の異同